<< September 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
SEARCH

ADHDかもしれない

夫と結婚して4年、一緒に暮らすようになってから「変だな」と思うようになり、本人は自覚ないもののトラブルが連続する毎日です。子供の頃からの話しを聞くとADHDにあてはまる気がします。仕事ではたぶん我慢しているため頭痛などの症状で現れるようです。現在の問題としは、衝動的、短気、すぐに行動に起こす、一つのことしか考えられない、忘れ物が多い、思い込みが強いなどなど・・・どう対応していけばいいのでしょうか?(30代、女性)
ADHDとは、Attention Deficit / Hyperactivity Disorder の略語で、注意欠陥・多動性障害と訳される障害です。具体的には、注意散漫、時間を間違える、情報整理ができないなどの症状を呈します。このため社会生活や対人関係の問題を生じることが多々あります。

 
 lilly より

幼少期から起こる障害ですが、この障害が注目されるようになったのは最近のため、大人になってから自分はADHDだったと気づく方も少なくありません。多くの方々は思春期に自然軽快するのですが、一部の方は成人後も症状が残存します。このため職場や家庭で問題となるわけです。

原因は前頭葉や大脳基底核の機能不全と考えられていますが、詳しいことは十分に分かっていません。治療も塩酸メチルフェニデート(商品名コンサータ)が効果的と言われていますが、日本では処方が一部の小児・精神科医に限定されています。アトモキセチン(商品名ストラテラ)は限定されていませんが、対象年齢は18歳までとされています。神経接合部(シナプス)のノルアドレナリン再取り込み阻害により効果を発揮すると考えられています。






非薬物的な対処方法としては、このような症状が病気によるということを認識した上、それに応じた行動することです。具体的には、

・客観的に考える
・長期的に考える
・優先順位を付ける
・気持ちを穏やかに保つ
・周りの人と仲良く過ごす
・規則正しい生活を送る
・便利な道具を利用する

などです。当たり前のようなことばかりですが、それができないため問題が生じてしまうものです。家族や友人に問題点を指摘してもらい、紙に書き出し、改めるよう繰り返し心がけることが有効です。そして時には専門に診療している医師やカウンセラーと相談してみましょう。

2007.02.19 Monday 06:58 | comments(0) | trackbacks(0) | 小児の障害(F9) | 
 | 1 / 1 PAGES |